私は生まれは大阪で、11歳くらいで三重県に引越しをしました。
15歳くらいからスケボーを始め、オーリーやフリップの練習に明け暮れる毎日でした。
サーフィンはスケボーの延長で、18歳の時に車を持ってからは当たり前のように始めましが、最初は日焼けをしたり、ギャルを追いかけてばかりで全然上達しませんでした。(あだ名が、”こんがりサロン・シンヤ”になってしまいました。笑)
そんな時、1年位後から始めた後輩達がグングン上達して、私の寝ている前でリッピングなどをしはじめたのです。
私は、悔しいやら、腹立たしいやら、恥ずかしいやら、そんな気持ちでしたが、その後輩達が同じ団地でしたので、プライドを捨てて一緒に波乗りをするようになったのです。
それから仲間と一緒に波乗りをする楽しさや、競争しあう楽しさを知り、どんどん波乗りにハマッていきました。
波乗りを通じて知り合う仲間は年齢層もバラバラですが、連帯感や信頼感がすごく深く、本当に生涯の友達と言える人たちばかりです!
そんな楽しい時間を過ごしていましたが、23歳の時に自分の目指すサーフィンや人生について考えて、付き合っていた彼女(今の嫁はん)と結婚をして海の近くの環境への移住を決意しました。
私が移住を考えたキッカケは、当時は通勤に車で40分ほど掛かっていましたし、海まで3時間ほど掛かっていました。
毎日会社へ向かう長い道のりを車で走りながら、「本当にこれが楽しいのか?本当にこれで良いのか?」などとキレイな空を見ながら考えていました。
自分の一生の貴重な時間を、通勤や海への道のりでかなり無駄に使っていると感じていました。
長い目で見ればこんな無駄な時間は使いたくないと思いましたし、もっとサーフィンをしたいと思いましたので仕事とサーフィンが両立できる環境を考えました。
仕事は松下冷機という一流企業に勤めていましたし、結婚をするのに会社を辞めるという無謀な行動に周囲からは反対もありましたが、私と嫁さんの両親は理解をしてくれましたので行動しやすかったです。
会社の仲の良い先輩などに引き止められた時には諦めそうになりましたが、やっぱり年寄りになって「あ〜ぁ、あの時やっておけば良かったな・・・」なんていう、取り返しの付かない後悔だけは絶対にしたくなかったので、行動をして後悔をする方がマシだと考えました。
結局私が勤めていた松下冷機という一流企業も、私が辞めて5年ほどしてから工場閉鎖になりましたので何が起こるか分かりませんよね。
結婚をしてから移住をするので、帰省などがしやすい方が良いと考えていまして、四国や静岡や伊豆など色々見て回りましたが、どうもイメージにピッタリの場所が見付からずに悩んでいました。
そんな時に種子島に1年半ほど移住をしていた先輩から、「種子島は凄くのんびりしていていい島やぞ!」と言われ、結局実家を離れればどこにいても一緒だと思って種子島に移住する決意が固まりました。
結婚した次の日に、二日酔いのまま愛車のセレナに積めるだけの荷物を積み込んで、まだ見た事も無い種子島に向けて出発をしました!(おそらく飲酒運転・・・)
種子島に最初に到着した時には、何とも言えないのんびりした雰囲気と海がとてもキレイなのが印象的でした。
種子島で家探しをしている時にちょうど超大型台風が直撃して、家もない私達はその凄まじさに車で震えていたのを今でもハッキリと覚えています。
この島で生活をするためには家を探して仕事を探さないといけません。
当初島ではサーファーと言う人種は、島外からの移住者と言う事で信用がありませんでした。
ですので家探しも信用をしてもらえずになかなか貸してもらえませんでしたが、何とかオープン間近の居酒屋さんのアルバイトに夫婦共に住み込みで雇ってもらえる事になりました。
これで一気に家と仕事が見付かって、2週間ほど過ごした新婚ドキドキ車中生活ともおさらばとなり一安心出来ました!
それからは居酒屋さんのバイトと漁師を掛け持ちでやったり、サムズ(ホームセンター)で働いたり、ロケットセンターの空調整備の仕事をしたりと、色んな仕事を経験して
今の「みんなのSURFSHOP」を立ち上げる事になりました。
ロケットセンターの空調整備の仕事はサラリーマンですので、休みは土・日曜日しかありませんし、家族との時間も考えると種子島に居ながらサーフィンは週1回くらいで、逆にストレスが溜まる状況でした。
こんな状況を何とか変えようと思って毎日色々考えていましたが、そんな時にパソコンを使ってのインターネットが普及し出して、コレを使って何か出来ないものかな?と考えるようになりました。
そして今まで自分が海外から安くボードを買っていた事を、もっと皆が知って活用出来ればいいな!と考えたのが始まりです。
後は法律を調べて問題なかったので、少ない給料でパソコンの購入資金をどうするか考えて、その結果嫁さんがミルを出産(帝王切開)した時の保険金で買いました。(笑)
こんな状態から始めた「みんなのSURFSHOP」も、今では皆さんのお陰でネット上のサーフショップとしては結構有名にさせて頂きました!
色々ありましたがこの島に移住してもう10年が過ぎ、子供も3人出来ました。
これからは、このすばらしい島と波を子供達に残せるように、島民の方々とサーファーが一丸となって守っていきたいと思いますので、ぜひ皆さんも一度遊びに来て下さいね!
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